ライフスタイル
2015年10月15日

プロフェッショナルとは

『「新宿駅~曙橋駅」あたりの時間で読めます!』

「こんな仕事やめたい」「早く帰りたいな~」なんて思いながら仕事をしている人はいないだろうか?
「仕事に楽しさを感じられない」、「思っていた仕事となんか違う」なんて思っている人もたくさんいるだろう。
世の中には求人もたくさんあり、たくさんの転職サイトが転職を後押ししてくれる。
だが、転職を考える前にもう少し自分の仕事を見直してほしい。嫌々働きながらもお給料をもらっている以上みなさんは【プロ】なのだ!
【プロ野球選手】【プロサッカー選手】など、【プロ】とつき、人前で活躍する華やかな職業だけがプロではない。
そこで、『プロフェッショナル』というキーワードで、様々な現場で実務を担っている人の「プロとしての仕事ぶり」について考えてみよう。

今回は4つの仕事を紹介していきたい。

《1、営業》

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まず、はじめに紹介をしたいのは、「営業」である。
営業のプロフェッショナルを語るにはいくつかの視点があるとおもうが、営業マンとしての心がまえを中心に話そう。

営業という職業は、売れれば良いが、売れなければ「売れるまで売り込んでこい!」などと言われていそうな、ノルマが厳しいイメージがある。
一方、客側からすると「売り込まれる」「言いくるめられる」などマイナスの印象を持つ事も多いだろう。

確かに、しつこい売り込みを繰り返して『営業はしつこいよねぇ…』とか『またあの営業が来たよ…』などと言われてしまうような営業もいる。
しかし、本当のプロフェッショナルな営業とはお客様から『あなたが信頼できる人だから買ったんだよ』、『あなたがいなければ買わなかった』などと言われる人ではないだろうか?

そんな営業マンはどんな事を考えて日々仕事をしているのか。
営業活動とはその会社の商品をお客様に届けてその良さを理解して頂き、お客様に利用していただくための最終決定を求める事。
そのためには、お客様に信頼されなければならない。
お客様の信頼を得るためには、お客様が何を求めているのかを知りつくし、常にお客様が喜ぶ事を考えて行動しなければならない。

その「誠実さ」こそが営業の真髄と言えるのではないか。

「このサービスを買ってくれ!」ではなく、「この悩みを解決する事にこのサービスが必要なんです!」とお客様の利益を考えられるかどうか。
そして、いかに会社の利益とお客様の利益を同時にかなえる事ができるか。
それができて始めて営業のプロフェッショナルと言えるのではないだろうか。

≪2、花火師≫

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プロフェッショナルな職業と言えば、日本の職人ほどプロフェッショナルに徹する人達はいないだろう。
中でも花火師は、日本の伝統的なプロフェッショナル集団だ。
真夏の夜空に芸術的で幻想的な光の作品を作りあげ多くの観客を楽しませる、彼らは「クリエイター」であり、そしてイベントを作り上げる「プロデューサー」とも言える。

花火師はクリエイターとして芸術的な花火を作り上げるために、花火の構想から火薬の調達、配合、星作り、組立、仕上げ、貯蔵までの一貫して行う。
火薬の調合・配合は1グラム単位で打ちあがりの出来栄えは変わってくるため、職人としての長年の経験が必要だ。
花火師たちは、優れた花火を生み出すために多くの時間を費やし試行錯誤を重ねる。
過去の伝統的な花火の美しさを伝えつつ、新しいスタイルの花火も次々と生み出していく。
最近では、花火のシミュレーションを専門のソフトウェアで行い、本番さながらの打ち上げ状況を確認できる。
伝統的な花火師といえども、最新の技術を取り入れることも怠らないのだ。
そして、火薬の取り扱いには細心の注意が必要な命がけの仕事だ。
打ち上げられる玉の一発一発が、花火師が命を込めた、まさに芸術作品なのだ。
過去の偉大な花火職人達が創意工夫を重ねることで、日本の花火は世界でもトップクラスの高い技術を誇っている。

花火の打ち上げを成功させるためには、総合的な企画・演出を高いレベルで創造できるプロデューサーとしての側面も重要である。
いかに観客を楽しませるかを常に考え、エンターティメントとしての花火大会全体の統括し、一幕のショーとして演出する。
目新しいエンターティメント性と伝統的な日本の花火の良さを融合させる、プロデューサーとしての手腕が求められるのだ。

このように、花火師には芸術力、技術力、企画力、営業力など様々な方面の手腕が必要だ。
高度な技術と感性、そしてビジネス感覚が求められる「花火師」は、まさにプロフェッショナルな仕事と言えるのではないだろうか。

《3、SE(システムエンジニア)》

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SE(システムエンジニア)とは企業の様々な需要・課題に対してITを駆使した解決策を提供するために、日々需要と供給の狭間で戦っているプロフェッショナル集団だ。

SEとひとくくりに言われるが業務内容は多種多様である。
顧客の要望を聞いて要件を設計し、プログラミングや試験を行う開発部門、システムを維持・運用する運用部門、顧客の問い合わせに対応するサポートデスク部門など様々な部門が存在する。

中でも一番SEとしてイメージしやすいのは、開発部門だろう。
開発部門のSEは一体何をしているのだろうか?

ざっくり言うと、「顧客企業が求めるwebインフラや、システムを開発、構築して顧客企業の業務を効率化するIT基盤を作る。」仕事をしている。
まさにクリエイティブな仕事と言えるだろう。
これだけ見ると、「モノづくり」の業務が主な仕事だと思われがちだが、実はそれだけではない。

そこで、1つのプロジェクトを例に順を追って見てみよう。

まずは、顧客との打ち合わせを行い、顧客の業務内容の確認や現状の問題点、どのようなシステムを望むのかをヒアリングする。
その結果を踏まえて、顧客に対して提案を行い、綿密に要件の確認をする。
そして、顧客の要求を盛り込んだ要件を設計に落とし込む。
この工程は要求分析、設計と言われている。
そして設計内容をプログラマーに指示し、連携を取りながら顧客の要望を満たすシステムを構築する。
もちろん、プログラミングまでこなすSEもいれば、新規顧客開拓のための営業活動を行うSE営業もいる。
SEというと、ずっとパソコンに向かっていると思っている方もいるようだが、実際のところ、人と会ったり、電話やメールで打ち合わせをしている時間のほうが長いくらいである。

モノを作るための技術力だけでなく、顧客の要望を形にする提案力や営業力、調整力が必要になる。
そのオールマイティーな仕事ぶりは、まさにプロフェッショナルと言えるであろう。

≪4、旅客機整備士≫

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旅客機のパイロットや客室を管理するキャビンアテンダントは、私たちの空の旅を安全に且つ、快適にしてくれる、華やかで誰もが憧れる職業である。
しかし、それは私たちの目に触れる部分でしかない。
航空会社では人々の安全を守るために「縁の下の力持ち」と呼ばれるような様々な人が働いるのをご存じだろうか。
「整備士」は、航空業界の安全の要と言える大事な職業だ。
ひとつのミスが大事故に繋がってしまう旅客機。
多くの部品からなる機体の異常を漏れなく発見し、整備を行う。
そのためには、多くの知見や安全への意識、そして技術が必要だ。

旅客機の整備士になるには非常に厳しい訓練課程が設定されており、一人前と呼ばれるまで10年ほどの歳月が必要と言われている。
例えば、大手航空会社Aでは、過去の航空機事故の原因とされる残存機体、コックピット・ボイスレコーダー、乗客の方々が残されたご遺書、事故の新聞報道や現場写真を「安全啓発センター」に展示しており、全ての整備関係者が定期的に訪問することで、与えられた業務の重要性や「安全への思い」を再認識している。

そういった教育環境が徹底された現在の航空業界全体を見ると、10年で旅客機の死亡事故は3分の1にまで激減したという。
2001年の重大事故の確率は100万フライトに1回程度であったが、2011年には300万フライトに1回程度の確率になっている。

整備技術や安全への意識の高さに加えて必要なのが、それを継続する努力。
技術だけではなく、高い意識、向上心を保ち続ける整備士という職業は、プロフェッショナルといえるのではないだろうか!

~最後に~

いかがだっただろうか。4つの仕事はどれも、全く違う職種である。
決して、華やかではなく、むしろ、あまり表舞台に立つことが無い職業だといえる。
しかし、彼らがいなければ世の中のサービスは成り立たない。
縁の下の力持ちとして、世の中になくてはならない仕事であることは間違いない。

どの仕事にも共通することは、顧客に対しての「誠実さ」、仕事に取組む上での「高い意識」、
顧客の課題解決に向けての「飽くなき向上心」ではないだろうか。
是非、この機会に皆さんも今の自分の仕事を振り返ってみて頂き、
ご自身の『プロフェッショナル』が、どんなものか考えてみてはいかがだろうか。

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