ノウハウ
2016年12月21日

ビジネスマン必見!トランプ氏が大統領選を制した3つのポイント!

2016年11月8日にアメリカの大統領選が行われました。
結果はトランプ氏が見事当選しました。
しかし、政治素人で暴言と言われる発言をしていたトランプ氏がなぜ当選できたのでしょうか。

その理由は超絶ビジネスマンであり、戦略性に長けていたからこそだと考えられます。
では、クリントン氏と戦った大統領選での戦略をマーケティング視点で考えてみたいと思います。

1.トランプ氏は政治家ではなく、根っからのビジネスマンだった!

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簡単なプロフィールと経歴を紹介
名前   : Donald John Trump(ドナルド・ジョン・トランプ)
生年月日 : 1946年6月14日(70歳)
出身地  : ニューヨーク州
出身大学 : ペンシルベニア大学ウォートンスクール
政党   : 共和党

トランプ氏は父フレッドの不動産開発事業に興味がわき、不動産の専門学科を開設している数少ない大学「ペンシルベニア大学ウォートンスクール」に進みます。
そして在学中から父の経営する不動産会社「エリザベス・トランプ・アンド・サン」の手伝いをして、1968年に正式に社員になります。
1971年には父の会社の経営権を与えられ、社名を現行の「トランプ・オーガナイゼーション」に改めました。
ホテル、カジノ、ゴルフコースその他の不動産を建設したのち「アメリカの不動産王」と呼ばれるまでになりました。

しかし、88年頃には巨額の借金を抱え、 91年頃にはカジノ、ホテルが次々と倒産するという挫折を味わいました。
そして90年代後半からの好景気のおかげで復活に成功し、再び「アメリカの不動産王」となりました。

では、このときトランプ氏はどのような想い、考えで問題を解決したのでしょう。

まずは、リスクマネージメントを徹底して行うようになったのです。
リスクを取り除くと同時に、リスクの発生自体を防止し、問題が発生した場合の損失を最小にしました。

そして、自分が苦手な分野には新たに社員を雇って役割分担をしました。
その役割のスペシャリストを育成することにより、会社自体のレベルを上げて売り上げを伸ばしたのです。
失敗した時に、そのまま諦めたらそこで終わってしまいますが、失敗から学び、それを生かし挑戦すれば、成功につながる
このような想い、考えで挫折から復活することが出来たトランプ氏は、有名な経済誌「フォーブス」が選ぶアメリカのトップ企業400社に再びランクインし、
「アメリカの不動産王」としての地位を取り戻したのです。

そして今回、不利と言われていた大統領選に見事当選し、次期大統領になりました。

2 トランプ氏が大統領選での多くの注目を集めた言動には実はこんな狙いがあった!

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・トランプ氏の伝え方、話し方
トランプ氏は場面によって話し方を変えていると考えられます。

まずは自分が注目されるように反感を浴びるような発言をし、
その発言をメディアが取り上げることでトランプ氏の発言は話題を呼びました。

そのメディアを見て「あいつは何を言っているんだ」と思う国民は多かったでしょう。
そこから良くも悪くも国民はトランプ氏に興味をもったはずです。

その後、選挙が続くにつれ、自分の考えを国民に共感してもらえるよう、飽きさせない話し方でしました。
結果、最初はトランプ氏の暴言ともとれる発言に注目した人たちも次第にトランプ氏の考え方に魅了されていったのでしょう。

・周囲を巻き込む、味方と敵を明確にする(守るべき相手と戦うべき相手)
「世界同時株安は中国、お前らのせいだ!」
「メキシコは問題のある人間を(米国に)送り込んでいる。彼らは強姦(ごうかん)犯だ」
「なんて酷いことを言う人なんだ!」と思った人は少なくはないと思います。

先にもお伝えした通り、こういった発言はメディアやネットでも取り上げられました。
確かに公の場で言ってはいけない発言であるのは間違いありません。

こういった発言は時と場所を見極めなければなりませんが、トランプ氏は「アメリカ国民を絶対に守る」という思いと、「もっとアメリカという国に誇りと自信を持て!」と伝えているような気がします。

ビジネスで例えてみると、競合している会社に対して上司が「他社なんかよりウチの会社の商品のほうが絶対良い!」と言ったとしたら、部下はどう思うでしょうか。
「ひどいなー」と思うよりは、「その通りだ!」と思う人の方がきっと多いはずです。

戦う相手に合わせて、自分を下げてしまうと上司への信頼や部下の指揮は下がりますよね。
しかし、相手を批判し、部下を鼓舞することで部下は上司を信頼し、指揮が上がっていくと考えられます。

つまりトランプ氏の数々の暴言とも捉えられる発言は国民を鼓舞し、自分の信頼を上げる為だったのではないかと思います。
その発言を聞いた国民は改めてアメリカという国に誇りと自信を持つ事ができ、そしてトランプ氏に共感することができたのでしょう。

・必ず「私ならこうする!」「私ならやれる!「こうあるべき」というわかりやすさと絶対的自信をもつ!
「貴様!!俺を誰だと思っている!不動産王のトランプ様だぞ!!」
「私が大統領になれば必ず“強いアメリカ”を取り戻してみせる。」
トランプ氏はこのような発言もしています。
公の場でそこまで堂々と言われると、ちょっと笑ってしまいそうになりますね。
政治家としては素人なのにどれだけの自信があっての発言なのでしょうか。

それはやはり今までの経験があるからだと思います。
一度倒産するという挫折を味わい、どん底からまた這い上がり再びアメリカの不動産王という称号を手にした経験、この事はトランプ氏にとって大きな自信になったはずです。
今までの経験で得た自信を持っての発言ではないかと思います。

反対に自信がないような人の発言はどうだろう、声が小さかったり動揺していたり、そんな人を国民は信頼するでしょうか。
それと違いトランプ氏は大きく声を張り、堂々としていたそんな姿にリーダーとしての素質を感じ、魅力に圧巻されたのではないかと考えられます。

仕事でも自信が無いような発言をするとお客様は「大丈夫なのか?」と疑ってしまい、不安になってしまう可能性があります。
しかし、堂々と自信を持った姿で発言すれば、信頼できますし、安心もできますよね。
そのことをトランプ氏は分かっていたのでしょう。
少し度が過ぎていると思いますが、その自信のある発言のおかげで国民の心を引き付けたではないでしょうか。

3 政治素人トランプ氏の言葉がアメリカ国民に刺さった本当の理由!

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・政治家経歴がないトランプ氏、そして事業家として有名なトランプ氏だからこそ、彼は事業の話しをあえて出さずに政治家の駆け出しとして大統領選を戦った。絶対的不利と言われた大統領選を制した戦略とは!

・メディアに宣伝させた
トランプ氏はまず自分を宣伝することを始めました。
それがさまざまな暴言、失言に繋がったのでしょう。
例えば「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」「おい!そんな小汚い子供より、俺を先に助けろ!!金ならいくらでもやるぞ!!」などの発言をすることで一番に動いた人がいるそれは・・・マスコミです。

マスコミは早速トランプ氏の暴言、失言を取り上げました。
そして、さまざまなメディアを通して多くの人に知らせました。
トランプ氏は人と違う大胆な発言、行動をすれば、マスコミが取り上げる事を知っていました。
それを利用し自分を宣伝しようと考えたのです。
トランプ氏の考えにまんまと引っかかったマスコミはトランプ氏の政策をバッシングという形で宣伝しましたが、メディアを利用したことによって自分の宣伝に成功しました。

・トランプ氏は国民の気持ちを知っていた。
「大統領選は取引だ」と語るように、トランプ氏は国民が政治家に何を求めて何を望んでいるのか知っていたのでしょう。

例えば白人の労働者、実際に工場などで働く人たちの職場に不法な移民(メキシコなど)がどんどん入ってきてアメリカで働いてしまうという問題。
一説によりますと、1100万人が不正をして働いているとも言われており、アメリカ人の仕事がなくなってしまう状態になっているようです。
その為、トランプ氏は「メキシコ国境に壁を作る!」「不法移民は追い返す!」という発言をしました。
国民が抱えている問題を解決すると発言したことで、国民の心に刺さったのではないかと思います。

・曲げない信念
トランプ氏は「自分の信念に従って戦えば、結果的にはよかったと思うことが多い。」と言っていました。
メディアでバッシングされようが、国民に反対されようが自分の信念、思いを曲げずに貫き通し、ぶれない姿で多くの国民を魅了し、今回不利だと言われていた大統領選を制したのではないかと思います。

まとめ

トランプ氏の大統領選をマーケティング視点で見てきましたが、目に付くところはやはり反感をかう発言ですね。
しかし、そういった発言も戦略であり、メディアを使って自分をアピールすること、敵と味方を明確にする事によって出来たことだと考えられます。
そして国民が聞いていて飽きさせない話し方、国民、自国を今より良くするという自信による発言。
これらが国民の心を動かしたのだと考えられます。

リーダーとしての役割や責任は会社であれ、政治家であれ同じで、関わる人々の将来を明るく照らし、希望ある未来を指し示すことです。
これこそが本当のリーダーシップなのではないでしょうか。
そのための発言や行動は周囲に大きな影響を及ぼします。
もちろん同時に反対勢力もかならず存在しますが、信念ある言動を継続することも求められます。
これは世のビジネスマン全てに当てはまることではないでしょうか。

■参考サイト■
Wikipedia
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki

産経デジタル
URL:http://www.sankei.com/west/news/150723/wst1507230001-n1.html

COXの読書ノート
URL:http://cox.cocolog-nifty.com/cox/2008/05/post_1b86.html

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